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2016年03月07日

関係のない世界

これからは、いろいろな面で国際化。
日本の『穏便』な形態も悪くはないが、
世界に出るためには、ポーカーゲームができなければ通用しないようだ。

ロシアの文豪チェーホフが
「人間は、好んで自分の病気を話題にする。彼の生活の中で、一番面白くないことなのに」
と語っている文がある。
たしかに、人の病気の話を聞くほど面白くないものはない、と思ったりする。
ところが、いつの間にか、
つい話に乗って、われ知らず、自分の癌症中期護理病気の話をしてしまっていることに気づくことがある。
それだけ人にとって病気は身近であり、
健康に対する関心が高いということのあらわれなのかもしれない。
『徒然草』の中に、「友とするにわろ(悪)き者、七つあり」というくだりがある。
そこで、友とするべきでない人間の類型を列挙している。
『 一つには高くやんごとなき人(身分の高い人)。二つには若き人。三つには病なく身つよき人。
四つには酒をこのむ人。五つには武(たけ)く勇める兵(つはもの)。
六つにはそらごと(虚言)する人。七つには慾ふかき人。』を挙げている。
同じ段のすぐあとに、「友とするに善き友、三つあり。」
『モノくるる(ものをくれる)友。くすし(医者)。知恵あるもの』とある。
まず、列挙した友人にすべきでない人に、『病なく身つよき人』とある。
頼りがいがあっていいじゃないかと思うが、
実際のところ、
健康で挫折を知らない人は、デリカシーや気遣いというものがなく、
人を責めこそすれ、助けにはならないということを実感することがある。
兼好法師、よく観察していると言いたくなる。
そのほか、六つの例として挙げている人たちも、考えてみれば、概ね、自分の助けにはならない。
心理面での強さや、ゲームに不正は許されないことを身を以て実地に学ぶために
全国レベルで『ポーカー日本一決定戦』をやってみては?  


Posted by 樂典久已 at 15:34Comments(0)